当時、わたくしは一般事業会社のIR責任者でしたが、IRを担当することになってから社内で教えを請える社員や役員も存在せず、独学で実務に必要なIR等の知識を都度都度インプットしながら、対応しておりました。
特に、2005年は在籍していた会社でM&Aを積極的に実施していた為、業績が急拡大しており、機関・個人投資家対応も膨大な数に上っていました。
そうした状況で、自身のファイナンススキルの不足を痛烈に感じて、IR関連講座であるIR担当者講座(現・IRプランナー講座)への通学とともに、本講座を受講することで、不足スキルの解消を図るべく申し込みをするに至ったのでした。
・・・しかし、その直後、M&Aした会社とのインテグレーションを進めるため、月に数回、東京と地方を往復する日々に入り、本講座もIR担当者講座も進めることはおぼつかなくなり、そのうち家にもなかなか帰れない繁忙の日々が1年以上続き、講座の存在すら記憶からは消えてしまっていました。
そして、2008年も暮れようとしていた12月2日、ある1通のメールが、忘れ去っていた記憶を蘇えらせたのでした。
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